「C値」撤廃!! 住宅業界の闇に迫る!!

C気密

「C値」が撤廃されたのは、ハウスメーカーの陰謀!?

 2020年の住宅の新基準に向けて、断熱性能は確実には向上してきています。それに比べて、気密性はないがしろにされているのが現状です。実はC値という基準自体、2009年の省エネ基準見直しの際に実は撤廃されてしまったのです。C値の高い家を建築できるだけの技術をもったハウスメーカーや工務店、住宅会社はそれほど多くはありません。そうしたハウスメーカーや住宅会社に配慮した結果なのです。住宅業界ではいかに消費者がないがしろにされているかを示す問題ともいえるのではないでしょうか。

 

 

C値測定の現状と現実!!

他のページでも述べましたが、Q値とUA値は、このような建材を使ってこういう施工をすると設計図上に表し、計算したものです。ですから、正しく高い精度で施工が行われたときの。C値はあくまで実測ですから、その施工精度を測る意味合いももっています。よって、正しい断熱施工が隙間なく行われているか確認することで、理論的な期待値であるQ値とUA値の性能を認できるわけです。だからこそ、私は廃止されたC値の重要性を強調したいのです。自ら「標準でC値測定をしています」とうたうハウスメーカーや工務店、住宅会社は、高気密に自信をもっているとみていいでしょう。

 

なお、C値の測定は、実際の現場でしかできません。その測定を行う具体的なタイミングは、内装工事が終わり、壁紙などがまだ貼られていない段階です。それよりも早くても意味がなく、遅くてもダメなのです。計測の費用は5~8万円程度、所要時間は6時間くらいです。具体的な測定方法は、換気扇などの開口部をすべて塞いだ後、室内の空気を強制的に戸外へ排出します。この際の気圧の差と風量を計測すると、家全体にどのくらいの隙間があるかわかるのです。仮に壁紙・クロスが貼られ、内装工事の仕上げが終わったあとでは、測定の結果が悪く、工事をやり直すことができません。内装工事の仕上げ前にC値を測定することと、その測定結果が悪ければC値を1以下にするための改善工事が可能となるのです。一部のハウスメーカーの中には、内装工事完了後に計測を行う業者もいます。もちろんその値は必ず合格範囲ないなのですが・・・・そのからくり、ご理解いただけますよね。


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