高気密・高断熱住宅のメリット&デメリット!!

高気密断熱

本当に良いのか?【高気密・高断熱】

断熱材で熱の流れを断つ断熱、空気の流れを止めるのが気密です。技術の発達とそれに伴う生活の変化から、エネルギー消費の増加した今日、エネルギー消費を抑制する「省エネルギー」のためのさまざまな方法が考えられています。住まいの断熱化・気密化もその方法の1つです。

 

断熱とは、文字通り熱を断つこと。住まいの外壁や屋根、床に断熱材を採用することで、外の寒さを室内に伝わりにくくすると同時に、室内の暖かさを外に逃がさないようにします。ただし、断熱化か進むことで新たに出てきた問題が「結露」。外の気温が低いのに、暖房によって室内が暖かくなると、空気中に含まれる水蒸気が外部に接する窓の内側などに水滴となってつきます。これが結露です。

 

気密化とは空気を密閉することで隙間風をなくし、断熱性能を高めるために取り入れられてきました。開口部をぴたっと閉めるアルミサッシや、壁体内に空気の流れを止めるシートなどを施して空気を密閉し、断熱性を高めます。気密化された室内は、冷暖房時の工ネルギーロスが少なくなります。このように断熱・気密性能を高め、エネルギーロスを少なくした住まいを高断熱・高気密住宅といいます。

 

 

高気密・高断熱の盲点!!

結露対策を施し、24時間換気で湿気や有害物質を排出することが重要です。断熱・気密性能が向上して、住まいは暖かく、省エネルギー性も高まりました。しかし、それによって新たに生じた問題が結露です。窓ガラスや壁の表面に生じるのが「表面結露」、そして壁の中で発生する「内部結露」は大きな問題を引き起こします。

 

湿度の高い日本では、きちんと結露対策をしていないと断熱性能が高まることで壁体内に結露が発生。結露の水分を吸収して断熱材が湿り、断熱性能が低下して気づかないうちに構造材を腐らせてダニやカビの発生を助長させます。住まいの寿命を縮める原因になります。気密化が進み、住まいの換気量が減ったことで湿気がこもり、発生したダニーカビはシックハウス化の原因の1つにもなっています。結露を起こさず、湿気や有害化学物質を含んだ空気をスムーズに排出できればこうした問題は解決されます。シックハウス法では24時間換気も義務づけられています。快適に暮らすためには、高断熱・高気密に適した生活を行い、住まいに使われる材料には有害化学物質の少ないものを選ぶことが大切です。

 

 

高断熱・高断熱住宅での生活の注意

生活の仕方 高断熱・高気密住宅における生活の注意
洗濯物を室内に干す 水蒸気の発生は住まいに悪影響を及ぼすので極力避ける。機械換気を行う必要がある
換気をする 高断熱・高気密は自然換気の能力が低いので、機械換気を継続的に行う必要がある
エアコン 高断熱・高気密住宅に関係なく.エアコン内部の結露により発生したカビが運転時に放出されるので注意が必要
電気ストーブ 空気は汚れないので、高断熱・高気密住宅でも問題はない

石油ストーブ

 

ガスストーブ

室内で燃焼する「開放型タイプ」の場合、ホルムアルデヒドを含む有害物質が発生し室内空気が汚染される。また、灯油1リットルに対し同量程度の水蒸気も発生する
輻射式暖房(床暖房やオイルヒーターなど) 空気が汚れないうえ、温風を吹き出さないので快適性が高い。特に高断熱・高気密住宅には向いているといえる
冷暖房全般 熱が逃げにくいので、基本的に高断熱・高気密住宅に向いている

 

 

 

 

 

 

 

高気密・高断熱の恐ろしい盲点!!

高断熱・高気密化と換気量の減少が、アレルギーや化学物質過敏症の原因になっている現状を把握しておきましょう。

 


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