防犯対策は基本中の基本!!

防犯対策

減つてはきたが凶悪化する侵入窃盗

下のグラフは警察庁がまとめた、ここ数年の侵入窃盗犯罪の推移です。侵入件数は平成14年まで右肩上がりに増え続けていましたが、近年はかなりの減少傾向を示しています。とはいっても、平成26年の住宅への侵入は4万件を超えています。内訳をみると、侵入窃盗全体に占める住宅の割合は約56.1%、さらにその住宅に占める一戸建ての割合が約38.5%となっていて、住宅全体の約3分の2が一戸建てへの侵入です。侵入の手口は非常に巧妙化・粗暴化していて、ひと頃話題になった「ピッキング」や「サムターン回し」への対策が進んでくると、今度は「カム送り」のような高等なワザを使う手口が現れ、さらに窓や扉の「こじ破り」や「枠外し」などという荒ワザも目立つようになりました。

 

 

基本は「死角をなくす」「侵入経路を絶つ」

一戸建て住宅で最も多いのは窓ガラスを割って侵入する手口と言われますが、それは一戸建てならではの弱点。すなわち家の周りのどこかに死角があり、ガラスを割られやすいのが原因と言えます。

 

見えない場所は侵入窃盗犯の格好の場

少し前までは、「敷地の境界を植栽などで覆って他人の目から遮断する」のが普通でした。しかし今は、発想の転換が必要です。見えないということは侵入窃盗犯にとって格好の隠れ場所になるというこ となのです。そのような場所をつくらないよう、視線を完全に遮ってしまうモノはできるだけ取り除くようにしなければならないのです。すなわち、一戸建ての防犯対策は、機器を導入する前にまず「死角をなくす」ことから始めなければなりません。

家の周囲のモノが踏み台に

そしてもう1つ、注意すべきなのが、外壁にそって置かれている物置や設備の室外機などの機材です。これも侵入窃盗犯にとっては好都合な侵入の道具になってしまいます。侵入窃盗犯が身を隠ず盾”であると同時に、侵入するための踏み台にもなっているのです。まずは「置かない」こと、そして「置いてあったら整理」することです。どうしても必要なモノなら「家屋から離す」「窓の下には置かない」などの工夫が欠かせません。

 

 

新セキュリティアイテム続々登場

基本的な対策を講じた上で、さらにチェックしておきたいのが防犯機材・機器です。侵入されやすい窓には「面格子」をというのは常識で、「ワンドア・ツーロック」もすでに常識と言ってよいでしょう。ドアのカギも、近ごろはディンプルキーなど開錠しにくいものが数多く販売されています。玄関ドアなどはこうした防犯性の高いカギが必須と考えるべきです。そして、侵入犯はガラスを割って入るケースが多いことからすれば、開口部には「防犯ガラス」を採用するのがベスト。ただし、全面的にこれを採用するにはかなりの費用がかかります。最近は高性能の「防犯フィルム」や、振動を感知して知らせる、さまざまな夕イプの「防犯アラーム」も発売されてい家周りの物が踏み台になってしまうるので、せめてこれらだけでも設備しておきたいところです。

 

防犯対策にやりすぎということはない

「防犯灯」や「防犯カメラ」も備えたいアイテムの1つです。たとえダミーのカメラでも、最近は専門メーカーが作る本物と見まがう精巧なものがあり、防犯灯と組み合わせて設置すると、かなりの抑止効果を発揮すると言われています。さらに安心感を高めたいなら、警備サービス会社とホームセキュリティ契約を検討したいところです。一般的には費用が月5000~1万円ほど(ほかに工事料など)かかりますが、保守内容を絞ったもっと安価なプランも登場しています。


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