土地購入からの家づくりの極意!!【注意点】

土地購入家づくり

 

土地を買って戸建てを新築するときの注意点

土地から買う場合、究極のオーダーメードが可能です。設計士もハウスメーカーも工務店も1から選べます。自分の趣味に合った家作りを、それこそドアノブ一個から選んでいくことができるのです。設計費用は、設計士や家の大きさによって異なりますが通常は350~500万円程度が目安です。この費用の中に施工管理費も含まれてきます。施工管理もしてくれるところであれば、違法建築や手抜き工事がないよう設計事務所が見張ってくれます。設計図も、構造計算も、施工管理もきちんとやってくれる設計事務所であれば、安心して家作りを任せることができるでしょう。似たような注文住宅の形をとっていても、ハウスメーカーの自由設計の場合は、デザインや家のタイプがある程度決められていて、30種類程度の中から選んで自由に建てられるというスタイルです。土地を買って1から建てる場合、設計士やハウスメーカー、務店との関わりも増えます。それだけに次のような点には注意が必要です。

 

 

1.詳細の建築請負契約書を締結する

この契約書では、仕様設備など細部にわたって詳しいものになっていることが重要です。完成した家が自分の考えていたものと異なっている時、頼りになるのは契約書です。大まかな、図面と数字ばかりの契約書は安心できません。後々トラブルが起こった時、「言った、言わない」でもめるのが最悪です。。細かい部材、メーカー、品番まで指定した契約書が、あとから何かあった時には活きてくるのです。建築費を交渉した時は、手抜きをされないためにも、なおさら契約書で詳細にわたり取り決めておくことが大切になります。書類に捺印する前に一度専門家に見てもらうこともお勧めします。

 

 

2.補強工事はされているか

阪神淡路大震災や東日本大震災では在来工法の家が軒並み倒壊しましたが、これらは金物で接合部分をしっかり補強していない家がほとんどでした。その後、通達により金物などで柱や梁の接合部分を補強することが必須となりました。木造の在来工法であっても、金物等による補強をしっかりしていれば、大震災時にも倒壊は免れるということになっています。金物や筋交いでしっかり補強されているかを現場に足を運んでチェックすることも重要です。写真の提出を義務付けるという方法もあります。

 

 

3.欠陥住宅を回避するためには

近年、土地代が高騰し、工事費用を圧縮する傾向が続いています。その結果、下請け、孫請け企業にしわ寄せがいき、こうした企業も工事の採算を取るため苦労しています。そんな中で、一部の心無い業者が、いわゆる「手抜き」といわれる工事をし、「欠陥住宅」となる場合も少なくありません。業者の選択時に、「地元の知り合いだから」「親戚の工務店だから」「お世話になっている方の紹介だから」「上場企業のゼネコンだから」ということで、「ちゃんと工事をやってくれるだろう」と安心してしまうケースが多いようですが、これはまったくあてになりません。なぜなら、みなさんの友人や、親戚や、信頼する社長さんが直接建築工事をしてくれるわけではないからです。また建築工事代金は高額なため、何かトラブルがあった時に、簡単に「知り合いだから高額の賠償にも応じましょう」とはなりません。一度トラブルが発生すれば高額な補償問題になるため、裁判で決着をつけるまで解決がはかれないのが、この業界では通常です。また裁判には、時間と費用がかかります。

 

欠陥住宅の購入や手抜き工事を未然に防ぐには、みなさんが専門家並みの知識を身につけて常に現場をチェックするか、または利害関係のない第三者的な専門家に「施工監理業務」を委託するしかありません。みなさんが専門家並みの知識を身につけるというのは実際は不可能でしょう。となると、信頼のおける建築設計事務所等に委託し、工事を厳しくチェックしてもらうのが一番です。施工業者は、監理されることを嫌うかもしれません。施工監理を強く拒否する建築業者さんは、やはり要注意です。第三者に頼むとなると新たに施行監理費用が余分な出費としてかかりますが、考慮してみる価値は十分あります。

 

 

家づくりの7つの課題

7つの課題

 

家づくりには7つの課題があると私は考えています。

①資金計画(資金はいくら用意できるのか)

 

②土地探し(どういう土地に建てたらいいのか)

 

③プラン(自分たち家族に合うプランは何か)

 

④家づくりを託す会社探し(信用できる会社をどうやって探したらいいのか)

 

⑤家族(家族の満足ポイントはどこにあるのか)

 

⑥スケジュール(子どもの進学、転職、家族の病気などへの対応)

 

⑦心構え(誰のため、何のために家を建てるのか)

 

という7つの課題があります。これらの課題への答えが明確にならないうちは、「家づくり」にとりかかるのを待ってください。なぜなら、この課題を乗り越えなければ、家づくりは必ず失敗してしまうからです。とくに、最後の「心構え」の考えや気持ちの中にある、家づくりの障壁については誰も気がついていません。中には自分がなぜ家を欲しいのかをろくに考えたこともないまま、家づくりに突入する人もいます。かつてはそれでも何とかなったかもしれませんが、これだけ景気が減退している時代には通用しないでしょう。このサイトをお読みになって、一番はじめに取り組まなければならない資金計画の段階を乗り越えられないと、7つの課題はとても敷居が高いものに感じるかもしれません。もしかしたら、7つの課題すべてがクリアできないという方がいらっしゃるかもしれません。まずは、自分自身と向き合ってみましょう。「私はなぜ家が欲しいのか」と考えてみることは、今からでもできますよね。家族の意見をすり合わせることも、この週末からでも始められることです。

 

退職したばかりだ、転職をしたてだなど、さまざまな理由のために、当面家づくりを始められないかもしれません。しかし、ただ時間だけが過ぎていくのを待っているだけではもったいないのです。今の家計費を見直して、来月から2万円の貯金を始めてみてはいかがですか?タバコを吸っている方なら、この機会に禁煙すれば、あっという間に5000円や1万円を節約することができます。お弁当を職場に持って行く、飲みに行くのをひかえる、光熱費に注意を払う、携帯電話のプランを見直してみることによって、収入が増えなくても月2万円を貯金することは可能です。家計費を抑えられそうか、それとも生活がギリギリで苦しくなるのかなど、将来のローンのちょっとしたシミュレーションになります。そうやって、少しずつでも貯金をしているうちに、頭金をつくることが可能になるかもしれません。それに、候補地や会社選びを慎重に検討する時間ができることになります。候補地の変化を確認したり、いい会社選び、自分のライフプランに合う家づくりの計画をじっくり練ることができるでしょう。

 

景気低迷によって切り詰めを余儀なくされている家庭も多いようですが、一方で、住宅ローン減税は控除枠が拡大されるという明るいニュースもあります。収入が少なくても家づくりをバックアップする政策実施や救済策というチャンスが出てきています。今すぐ課題をクリアできなくても、決してあきらめないでください。くれぐれも、モデルハウスの担当者や営業マンが言う、「高耐久にすればあと300万円借りられます」「弊社の提携金融機関なら、あと100万円の枠があります」という口車に乗せられて家づくりを始めてしまうことだけは止めてください。住まいとは、見栄を張るものではありません。家族一人ひとりにとっての雍しの場です。生きていることの喜びや楽しさを感じる場所、それこそが家なのです。いい家をあなたの予算でつくることは必ずできます。あなたの夢をどうかあきらめないでください!そして、どうか家づくりで余った資金をお子さんの教育費や家族旅行の資金にお使いください。

 


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