住宅ローン払いながら、1000万円を貯める!!

貯める方法

 

健全な家庭では、一般に収入の30%を住宅ローンにかけることができます。そして、収入の15%を貯金することができるといわれています。皆さんの家庭では15パーセントの貯金ができていますか?実のところ、98%の家庭ではできていないのです。その理由は、皆さんが計算式を間違えているからです。失礼なのは百も承知なのですが、いつまで経っても貯金できない家計の計算式とは、収入-支出=貯蓄となっています。つまり、貯蓄が後回しなのです。しかし、少し計算式を変えるだけで、誰でも貯金できるようになります。その計算式とは、

 

収入-貯蓄=支出

 

です。いかがですか? すごく簡単なことですよね。要するに、順番を入れ替えるだけでいいのです。よく、「お金のストレスはお金でしか解決できない」と言われます。無理をして貯金しても、いつの問にか使ってしまうのはこのためです。急激なダイエットをすればリバウンドがあるように、無理のある貯金は、浪費という反動がきてしまいます。これは、あなただけではありません。安心してくださいね。ではこれから、収入の15%を貯蓄する方法をお話します。「理屈では分かっていても資金に不安がある」「魔法使いのようにお金をつくり出すことができればいいのに」とため息をつかれている方もいらっしやるでしょう。私は魔法使いではないので、お金をつくることはできません。でも、お金を増やすことはできます。その方法をお話します。

 

 

貯金を増やす方法は3つしかありません

今の収入を増やす

 ・ご主人にもっと頑張ってもらう

・奥さんにパートに出てもらう

 ・投資など

 

お金を使わないようにする

・生活費を切り詰める

・家族旅行に行かない

 ・外食をしない

 

1000万円を具体的に貯める方法!!

家計の内訳には正解はありません。そして、各々の本当の金額を知っているのも、あなたや配偶者など、あなたがた夫婦に限定されるのではないでしょうか。では、ファイナンシヤルプランの表を見ていきましょう。ここでは、①の手取月収、②の家賃、⑥の車のローン、⑧の生命保険、⑤の教育費は、変動しない費用と仮定しておきましょう。

 

食費を見直す

まず食費です。たまには家族そろっての外食なども結構ですが、基本的には自炊がもっとも経済的です。健康のために少し高いけれど有機野菜をそろえている、というようなことならば、それをやめる必要はありません。むしろ、そのようなポリシーを貯蓄のために曲げてはならないと思います。それよりは、食材を余らせない買い物の仕方や献立を工夫したほうが、無駄をはぶけるのではないでしょうか。すでに食費の節約に励んでおられるご家庭もおありでしょうから、乾いたぞうきんを絞るように、奥さまや旦那さまに文句を言うだけではいやになってしまいます。是非、冷蔵庫の総点検をして、消費期限切れや、腐らせている食材がないか、ともにチェックしてみてください。おそらく、まったくないというご家庭のほうが少ないはずです。また、意外に多いのが日々の飲み物代です。ペットボトルや缶コーヒーを毎日1本飲むだけで、1か月で1人当たり3000円から5000円弱かかります。夏の暑い盛りに家族4人が1日2本ペットボトルを飲めば、それだけで1000円以上使ってしまいます。

 

スマホ料金はおトクなプランを選ぶ

近年では、一家全員がスマートフォンを持っていることも珍しくありません。子どもでさえも持っていますから、持つのをやめることは難しいでしょうが、家族内通話の割引のある夕イプを選ぶ、通話料金に上限のあるタイプを選ぶ、買い替えは少し古い機種にするなど、やれることはいくらでもあるはずです。お子さんのいる家庭ならば、有害サイトや有料サイトの閲覧を制限する必要もありますから、スマホ料金の管理、見直しは非常に大切です。また、固定電話の見直しや、無料のスカイプを活用するという方法で通信費を大幅に節約することも可能ですので、検討してみてください。

 

光熱費についても、水を出しっぱなしにしない、人がいない部屋の電気は消すといったことはすでに実行されていることと思います。暑さ寒さの対策としては、エアコンを頼らず重ね着をしたり局所的に体を温める、暑い時はすだれなどを活用して室温を数度下げる手もあるでしょう。あるいは、最新家電にシフトチェンジすることで、ランニングコストを低減するのも一つの方法です。

 

自動車保険を見直そう

自動車保険については、案外見落としている方が多いのですが、費用を安くする方法が多数あります。年齢制限をかけることで、年間の保険料を半額以下にする、家族特約、本人限定、新車割引や一括払い、走行距離など、あなたが思っている以上に自動車保険の割引タイプは豊富にあります。優良ドライバーである、自動車使用の頻度がそれほど高くないということであれば、得をする割引タイプを選び、年間で数万円を節約することができます。

 

お小遣い、その他

喫煙者ならば、禁煙することでタバコ代を月に1万円程度浮かすことが可能です。1年では約12万円です。30歳でタバコをやめた人が60歳になったときには、36万円も節約できたことになります。よく読む雑誌は年間購読にするのもいいでしょう。また、家賃は固定の支出と仮定しましたが、家賃が少し高くなっても職場や学校、病院に近くなったことによって負担が減り、交通費が抑えられて、家計の支出を減らした成功例もあります。めったに通わないジムの会員でいるよりも、散歩やジョギングをしたり、ひと駅分歩いたりして、コストをかけずに季節の変化を楽しんで、体を鍛えましょう。

 

これらのことをすべて実行する必要はありません。しかし、収入が低くても、その気になれば生活に必要な支出を楽しみながら抑えていくことは充分に可能です。数年かけて1000万円を貯めることも、決して夢物語ではありません。節約やコスト削減の裏技は、探せばいくらでもあります。そして、ときには手間暇をお金で買ったり、たまの贅沢をすることを自分やご家族に許しましょう。そうすることで、あなたの生活はさらにメリ(リのある、豊かなものになるはずです。

 

人生で2番目に高い買い物は

先に、人生でもっとも高い買い物は住宅ローンだと述べました。それでは、2番目に高い買い物は何だと思いますか?

 

答えは、生命保険です。

 

日本人は生命保険が好きな国民のようです。毎月の平均保険料は4万円を越えているという2018年の統計もあります。あなたのご家庭の生命保険はどのようになっているでしょうか?ちなみに、毎月4万円の生命保険を30年間かけた場合の総費用は、

 

4万円×12ヶ月×30年=1440万円

 

となります。もし、同じ保障のタイプで毎月の保険料が3分の1で済むとして、試算してみましょう。

 

1万3000円×12ヶ月×30年=468万円

 

で、差額は1440万円-468万円=972万円となります。たとえばあなたが女性で、40歳のご主人が亡くなった場合(生命保険3600万円)、生命保険の一時金として3600万円を受け取ることができます。

 

しかし、ここで運命の分かれ目があります。それは、「住宅を持っているかいないか」です。ご主人が亡くなったときに専業主婦で賃貸に住んでいる方には、とてもつらい現実が待っています。奥さんが40歳だった場合、平均寿命までは46年以上もあります。この間、家賃を払いながら過ごしていかなければなりません。家賃が5万円の場合、5万円×12ヶ月×46年=2760万円にも達します。そうすると3600万円のお金のうちの77%は家賃で消えていってしまうのです。残りのお金は840万円です。月額にすると、1万5217円にしかなりません。

 

つまり、ご主人が残してくれた大切なお金は毎月1万5217円分しか残らないのです。もし、家賃が7万円だったら、46年間で3864万円です。生命保険では足りません。仮に不測の事態が起こった場合は、現実問題としてお金の問題が出てきます。それに引き換え、住宅を建てていた夫婦でご主人が亡くなった場合は、住宅ローンが免除されます。民間の金融機関から住宅ローンを借り入れた場合、金融機関側の回収リスクを補うため、死亡時に残債が免除される団体信用生命保険(団信)への加入が必須(例外はある)だからです。ですから、その先ずっと家賃を払う必要はありません。また、ご主人が団信以外で3600万円の生命保険に入っていた場合、ご主人が残した3600万円を46年間使うと仮定すると、月額10万円になります。生活費としては、かなり助かるのではないでしょうか。しかし、団信があるからといって安心するのは少し待ってください。次の段階として、当然しなければならないことがあります。

 

団信の重要性!!

それは、「現在加入している生命保険の見直し」です。団信と現在加入している生命保険の契約内容が重複している場合、掛け金に無駄が出てきます。ですから、住宅を建てる前と建てた後では生命保険も見直さなければなりません。なぜなら、生命保険は貯金ではないからです。貯金ならば、今は銀行に毎月積み立てたほうが確実にお金が貯まります。生命保険に入っている目的をもう一度考えてみてください。「分からない」では困ります。なぜなら、人生で2番目に大きい買い物だからです。生命保険に入る目的は、経済的な打撃を回復するためです。そのため、契約内容が重複する場合はムダが発生します。ですから、長期療養に備えた損害保険に組み替えるなどして、余計な費用負担は避けることです。だからといって、そもそも無理に住宅を建てる必要はありません。必要性を感じないのなら、決して無理に家を建ててはいけないのです。その方がとんでもないことになってしまいます。

 

 

まとめ

人生でもっとも高い買い物の正体とは、家ではなく住宅ローンです。

 

生命保険に入る目的は経済的な打撃を回復するためです。

生命保険は貯金ではありませんし、人生で2番目に高い買い物です。民間の住宅ローンを組むときは、一般に、死亡時に残債が免除される団体信用生命保険(団信)に加入しますから、現在加入している生命保険の契約内容を見直して、掛け換えを検討しましょう。


 このエントリーをはてなブックマークに追加